
診療内容
診療内容
うつ病は、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神状態で、不眠や食欲不振、疲れやすい、集中力の低下などの身体的症状が現れ、日常生活に支障が生じてきます。精神的、身体的ストレスを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態であり、ものの見方や考え方が否定的になる傾向もみられます。
うつ病は、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神状態で、不眠や食欲不振、疲れやすい、集中力の低下などの身体的症状が現れ、日常生活に支障が生じてきます。精神的、身体的ストレスを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態であり、ものの見方や考え方が否定的になる傾向もみられます。
睡眠に何らかの問題がある状態とき、最も多いとされているのが不眠症です。入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害により、必要な睡眠時間が十分に取れず、睡眠の質が低下することで日中の疲労、集中力の低下、不調、気分変調などが起こります。睡眠障害の治療では、生活習慣や睡眠環境を整えることが大切です。起床・就寝時刻を一定にして生活リズムを整えます。
認知症とは認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。アルツハイマー型認知症が認知症の中で最も多く、脳神経が変性し脳の一部が萎縮していく過程で生じてきます。もの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。次に多いのが脳血管障害(脳梗塞や脳出血など)による血管性認知症です。障害を受けた脳の部位により症状が異なります。
統合失調症は、脳の様々な働きをまとめることが難しくなり、そのため幻覚や妄想などの症状が起こります。幻覚とは実際にはないものをあるように感じる知覚の異常です。自分の噂や悪口が幻聴として聞こえてくるなどの症状もみられます。妄想には、嫌がらせをされていると思い込む被害妄想や、インターネットやテレビが自分に関する情報を流していると思い込む関係妄想などがあります。
双極性障害はハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す病気です。躁状態のときには、周りの人たちが「ちょっとおかしいのでは?」と思えるほどその気分が行き過ぎているという特徴があります。双極性障害はかつて「躁うつ病」と呼ばれており、うつ病の一種と誤解されがちでしたが、実はうつ病とは異なる病気で、治療も異なります。
強迫性障害は、自分でも無意味、不合理であると分かっていながら、何度も同じ確認などを繰り返してしまう状態です。たとえば不潔に思い過剰に手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないなどがあります。治療によって改善する病気です。「考えずにはいられない」「せずにはいられない」ことで、つらい思いや不便を感じるときにはご相談ください。
めまいや動悸、吐き気、発汗、窒息感、手足の震えといった症状が、突然理由もなく起こります。そのために生活に支障が出ている状態がパニック障害です。「死んでしまうかもしれない」という不安に襲われながら、救急車で病院に運び込まれるけれども、検査しても異常はなく、そのうちに苦しかった症状が消えていきます。このパニック障害は、薬物治療に加えて精神療法の併用が重要とされています。
コミュニケーションが苦手で、空気が読めないと言われたり、変わっているとよく言われることはありませんか?